これからもずっととなり。

『acteur』の連載で又吉さんがとある後輩のことを書いているらしいと知り本屋さんへ。
名前は出していないけれど、2年後輩で目をキラキラさせてサッカーしたいという人と
暗いから仲良くなれた人のコンビと言えば、たぶん間違いない。




ジェンさんの報告を聞いてからというもの一日一日がとてつもなく長く感じていました。
『ラヴレターズ』から『実験の夜』まで2週間くらいしかなかったのに
もの凄い時間が空いたような気がしました。
報告がありますと言ってからの言葉を何回読んでも何を言っているのか理解が出来ず、
感情が無になるというのはこういうことかと思うほど。
その日は『実験の夜』の発売日だったのに、
後で取ろうと思ってたらチケットを取ることすらままならず、
わたしごときですら思った以上に喪失感が大きかったです。
ショックとかそういう言葉で片付けられないほど、ただただ茫然としていました。


ノブコブとピースを良く見ていたわたしにとって、
どちらとも仲の良かったミルククラウンというコンビは
あまりにも自然に、当たり前に、そこにいたコンビでした。
ライブに行くとゲストとして登場することが多く、気付くと応援していました。
先輩でも臆することなく直球でツッコめて、しかもそれが嫌味でない竹内さん。
いつもニコニコしていておしゃべりで、竹内さんのことが大好きなジェンさん。
バランスもいいし、華もあるし、このままいけばと…
だから、あるはずもないことを想像することすらしませんでした。




ただわたしが幸せだったと思えるのは、
3月にジェンさんを見た時その横には竹内さんがいたこと。
あのクマさんセーターを着て、竹内さんと笑っていたこと。
ミルククランというコンビでの姿を見れたということ。
その時のジェンさんがとてもかっこよくて「ジェンさんかっこよかった。」
と話して帰ったことを思い出しました。
芸人さんが好きでお笑いが好きな人がした決断。



本人が「解散」とも「お笑い辞める」とも言っていなかったけど、
連載の中で「解散」という言葉が使われていたので、
やっと受け入れられる気がしました。前に進むしかない。これからがある。
惜しすぎると思っていましたが、全て終わったわけじゃないと思える今日この頃です。
ここを書かないとまだまだ時間のスピードが遅れそうなので今更ですが書きました。
よし。また。