笑顔に照らされた夜明け。

「今夜は月が綺麗なんで少しだけ笑ってくれませんか?」
という素敵なサブタイトルにそぐわない嵐になってしまった夜、
阿佐ヶ谷に行って参りました。
だがしかし、雨風の暴れん坊っぷりに負けないくらい楽しい夜でしたので少し…
毎度のことながら荒々しく、そして偏っております。



『前略、鬼チョップ
 〜今夜は月が綺麗なんで少しだけ笑ってくれませんか?〜』


アボカドのみなさん登場。
トークの時は「前略」ネタの時は「拝啓」と鬼チョップにつく言葉が変わっている。
そしてこの「鬼チョップ」と名付けた人がゲストで
今回のサブタイトルは難波さんがつけたもの。
サブタイトルが長すぎてツイッターで告知できないとか
OPVでも書くのめんどくさいと言われカットされてしまい
そのうえ、天気も嵐になってしまった。
今回ゲストが又吉さんということもあって
又吉さん目当てのお客さんが多いんじゃないかと心配する3人。
「僕たちを初めて見たって人」に挙手を求めるも、意外と手が上がらず胸をなでおろす。


流れは
OPV

アボカドのみなさんでトーク

いつも『鬼チョップ』に出てくれてるメンバーを個々に呼んで紹介

休憩その1
美大卒の田中さんのアニメーション
ゆっけジョニーの歌『LOVE LOVE SHOW』

ガリゾンビを迎えてトーク
難波さんの特技披露「効きあたりめ」

休憩その2
アンケートに質問書いてください〜

みんなでコーナー
大喜利
・かくれんぼ
・合わせて20にしましょう
・罰ゲーム


『鬼チョップ』お馴染みのメンバー
・ザ・ツイスターズ
年代を言うとその年の出来事を言える伊野瀬さんと
お酒大好きダーヨシさんのコンビ。
・八幡カオルさん
AKBのみぃちゃんのモノマネでお馴染みの八幡さん。
話し出すと親戚のおばさん感が出てしまう。
・井手小吉さん
「機動戦隊ジェットレンジャー」というフリップネタを披露。素晴らしい。
難波さんも挑戦するも、しょっぱな大きな画用紙の重さに耐えられないほど
力がないことが発覚。
カレー大好き。毎日カレーを食べる生活を2年くらい続けているが
そのカレーというくくりは案外甘く、カレーせんべいも可。
・古谷CDラジカセさん(マントフフ)
鬼チョップには出ていないが、凄い後輩がいるとのことで紹介。
中学時代、ひきこもっていて部活だけ行けば出席とみなされていたという
悲しい学生時代をすごしていたため、漢字が書けない。
後半の大喜利で、簡単な漢字しか書けないことが幸いしてか
社会問題に切り込んだ答えが完成する。
・ゆっけジェニーさん
今時とは思えないスタッズのついたラッパズボンに
ピチTに柄シャツといういでたちを又吉さんにいじられる。
皆さんが登場するたびに乾杯。
難波さんはなぜかあまり飲み慣れないオシャレ飲み物コロナを頼むも、
瓶口にささったレモンの扱い方が分からず困惑する。


トークの箇条書き。
●お返し。
hitomiの『by myself』で登場した又吉さん。
何故この曲かというと、又吉さんと難波さんの思い出の曲。
又吉さんが1番を歌詞を見ずに唄える曲でもある。
以前『実験の夜』にゲストで出たときは安室ちゃんのあの曲…
とタイトルすら出て来ない二人。
「黒人に囲まれてダンスしているやつ」とPVの説明をするも思い出せないでいると
お客さんに『Don't wanna cry』だと教えてもらう。
だから、今回は思い出曲返しをしましたと難波さん。


●思えば…
「大体青ガリゾンビって何やねん!」と又吉さんからクレーム。
又吉さんは、ゲストが「青ガリゾンビ」だと告知されているのを見て、
自分だと気付かず、他に誰かゲストいるんかなと思ってた。
思えば一度だけ難波さんにそう呼ばれたことがあったという。


●漫画顔。
この日、桝本さんが着ていた服は又吉さんが買ってくれたもの。
又吉さんから見たアボカドの3人は、
劇画タッチの二人(難波さん・田中さん)の間に四コママンガ(桝本さん)がいる。
桝本さんは普段から出かける時も、寝ていた服のズボンだけ変えて
出かけるような人なので服から…と思ったけど、
そうしたところで劇画タッチの四コマにしかならなかった。
今日もそのズボンの後ろにタオルを丸めて突っ込んでしまっている。


●東京のおかあさん。
又吉さんは他にもいろいろ買ってくれる。
東京出てくるって時もいろいろお世話してくれ、自転車も一人一台づつ買ってくれた。
又吉さんは自分が東京出たての頃、
バイトにも全然受からず(それを聞き受からなそうと言われる)
NSCに行くお金すらなく駅で500円のカードを200円で買ってもらい
電車賃を手に入れていたこともあったから
自転車だけあれば、最悪どこへでも行けるということでプレゼントした。
それをプレゼントして帰るタクシーの去り際、
窓を開けた又吉さんは「東京のおかあさんだと思って…」と去っていった。
田中さんにしてみれば、自転車買ってくれるのはお父さん。


●偉人の生まれ変わり?
ザ・ツイスターズの伊野瀬さんは、
年号を言うとその年の2大出来事を言えるという特技がある。
又吉さんと難波さんが産まれた1980年はジョンレノンが暗殺された年。
もうひとつの出来事は「難波麻人・又吉直樹が産まれた年」
そこで又吉さんは自分はジョンレノンの生まれ変わりだと言うも
又吉さんは6月生まれ、暗殺されたのは12月なので6ケ月かぶってしまってるから
「ありえない」と桝本さんに言われてしまう。
その後も度々生まれ変わりを主張し桝本さんに否定され
「なんでかぶったらあかんの」と納得のいかない又吉さんは
「桝本くん理窟っぽいな」「横山がよかったわ」と暴言。


そんな感じでじゃれあいつつ又吉さんは桝本さん親しみやすいなぁと思ったら、
故郷である沖縄にたくさんいるシーサーの生まれ変わりじゃないかと言い始める。
ちなみに難波さんは「釈迦のうまれかわり」


●根はおんなじ。
又吉さんと難波さんは中学校で出会ったけど、難波さんはサッカーがうまく
その存在は又吉さんが小学生のころから知っていた。
エロいことはすべて難波から教えてもらったそう。
サッカー部の練習終わり、砂の上に寝転んで、色んな話をしていた。
難波さんは今より細くてすごくモテたそう。そんな難波さんを又吉さんは、
自分と根っこは一緒なのにうまいことやってるなと思っていた。


●影が薄い又吉少年。
掃除好きだった又吉少年は、部活終わりに校舎の入り口の泥を掃除していた。
難波さんもそばにいたが、掃除してるわけではなく
ホースをつないだ蛇口で遊んでいたりしたが、校長が通りかかると、
難波さんも掃除してるふりをした。
その様子をある日朝礼で校長が話してくれたが
又吉さんが掃除していたのに「難波くんともう一人の…」と又吉さんの名は出ず。
そのことにお怒りの又吉少年は背の順で一番前から
後ろの方の難波さんをにらんでいたとか。
中3の時も校長先生が又吉さんの話をしてくれたが名前を間違って「松田くんが…」
結局最後まで名前を憶えてもらえなかった。


●青い春。
女の子には不器用だった又吉少年と難波少年。
女子と上手く話せない又吉少年は、寝てるふりして女子たちの話を聞いていたので
誰が誰を好きとかはすべて把握するなどの気持ち悪さで同級生からはモテず。
そういう気持ち悪い部分を知らない後輩たちからは
サッカーがうまい又吉さんだけを知っているのでモテた。


大体同じ子を好きになる二人。
又吉さんが見つけてきて、難波さんも好きになるようで、
決して綺麗というだけじゃない子だったそう。
ある女の子の時は、その子の家を突き止めることに成功。
その近くの公園を○○さん公園と命名し、
そこをたまり場として集まって偶然会えることを期待していた。
(※追記『あの娘、俺のコト好きだったんじゃねーの!?』番組内で出ていた話のことだと思います)
ある時、サッカーの試合をその好きだった子に見にきてもらおうと誘うため
偶然を装ってそのこの家に行くことに。
しかし、突然行くのでは不思議がられるので、
何か理由づけが必要だということで思いついたのが
親戚からもらったという体の5キロ?のお米とみそを持っていこう作戦。
そして、そのお土産で家族にも気にいられよう作戦。

いざ重いお米を手に、家のピンポンを押すとなぜか少年が出てきた。
弟かと思って「お姉ちゃんおる?」と聞くと「いません」と答えられ
居留守つかわれてるんかと思ったらちがう子の家だった。
又吉さんたちが見たとき、たまたまそこの前を通っただけで
その子の家はもっと先だった。


●とんだ作戦会議。
中3になった時、このクラスを盛り上げようと後ろで難波さんと又吉さんで
いつも密談してたら、二人以外のみんなが仲良くなってた。
そのことに気づいた難波さんはすっと自然にみんなの輪に入れるが
又吉さんはそれができない。


●小声の味方。
桝本さんは声が大きく「ひとり大声選手権やってんの?」と言われる。
普段から声が小さすぎる又吉・難波コンビは、「これ誰が発明したの?」と
マイクという現代の機器に感謝しているよう。


●あえての…
みんな坊主でも、少し伸ばしてオシャレ坊主にしていた。
難波さんはそちらよりだったが、又吉さんはゴリゴリの五厘刈り。
オシャレ軍団は、体育祭でもだるそうに行進していたが
又吉さんは逆に軍隊みたいに行進して写真を撮られてしまう。


●ナンパできます。
こう見えて、二人でナンパもしにいったことがあるといいます。
しかし、それは声をかけるのではなくて声をかける寸前までいって、戻ってくるという
他から見ればナンパとは言えない行動だが二人にしては間違いなくナンパ。
そこまでしたら、したも同じという考え方。
エスカレーターで前の女の子二人組にも同じように気を持たせていたら
その気持ちに気づいてくれ、エスカレーターを登った先で待っていてくれたのに
なぜか怖気づいて、その前を素通りしそのまままた上の階に行ってしまった。


○利きあたりめ
4つのコンビニのあたりめを食べるだけで難波さんが当てるというもの。
お客さんはお金を払ってこれ見るんですか?と言われつつも見事に難波さん成功。


大喜利
以前アボカドの皆さんが『実験の夜』に出たときにも行われた大喜利
その時は又吉さんのあまりの依怙贔屓大喜利に力が出せなかったので
今回は又吉さんが得意とする大喜利を教えてもらおうと。
事前に又吉さん以外はお題を知っていて、桝本さんは必死に考えてきたそう。
しかし、お題を今見たばかりの又吉さんが徐々にスピードアップしてくる。
難波さん仕切りなのに、グダグダで結局桝本さんに助けてもらう。


○かくれんぼ
難波・又吉チームVS鬼チョップメンバー
ここで、難波・又吉コンビは着替えがあると楽屋へ。
案外時間掛かりながら、サッカーのユニフォームを着て登場。
難波さんの背番号は「10」又吉さんの背番号は「14」と中学時代と一緒。
NSCと胸に書いてあることから、吉本の養成所?と突っ込まれるも
難波さんのチーム名の略(忘れました)。
でも、最終的になんでユニフォームを持ってきたのか疑問を持ってしまう又吉さん。
客席に隠れ、早く見つけられた方の勝ち。
又吉さんお客さんに羽織ものを借りるも、すぐに見つかり、鬼チョップメンバーの勝ち。
もう1パターン隠れる場所があったという又吉さんチャンスをもらい隠れるも
舞台目の前の机に顔を乗せて舞台を見るという荒技のため速攻で見つかる。


○合わせて20にしよう
こちらも同じく、難波・又吉チームVS鬼チョップメンバー
お客さんに質問して挙手してもらい
4回で20に近い数にできた方の勝ち。20オーバーはダメ。
負けたチームは、カラオケ披露という罰ゲーム。
こんなゲーム企画でやったらいいと桝本さん言うも、
もうずっと前からいいともでやってると言われる。


お客さんの難波・又吉コンビのカラオケが聞きたいという
無言の圧力を感じたのか、僕ら負けたらほんとダメなんでと
勝つことに執念を燃やす鬼チョップメンバー。
一方の難波・又吉コンビもカラオケに行ったとしても恥ずかしがって、
ずっときゃりーちゃんのインタビュー見ているという二人のため
どうしても公共の面前でカラオケはしたくないと必死。


最後の1回まで残り1〜2人で20と両チーム競り合うものの
最後の「今日美容院に行ってきた人」という質問で3人上がってしまい
難波・又吉チームは無念の20オーバー。
後攻の鬼チョップメンバーは、0人の質問をし勝利しほっと胸をなでおろし、
結果、難波・又吉コンビが罰ゲーム。
デュエットがいいということで桑田さんと桜井さんの名曲『奇跡の地球』を唄うことに。
カラオケの準備に時間がかかるので
アンケートでもらったお客さんからの質問に又吉さん答える。
「相方の凄いとこるは?」
→ポジティブなところ。
 どちらがモテるんですかと聞かれ、迷うことなく自分と言えるところ。
「女の子の髪型はロングとショートどちらが好きですか?」
→どちらも好きだけど、強いていうならロング。
と話していると、準備完了。
桑田さんのパートを難波さん、桜井さんのパートを又吉さんが唄うことに。
又吉さんも嫌がっていたのに、難波さんが桜井さんのパート唄おうとしたら
カチンときてまった自分が恥ずかしいようでした。
という外は嵐とは思えない賑やかで楽しげな空気の中ライブは進んでいきました。
ずっとアボカドランドリ―だと思っていたらアボカドランドリが正しかったのですね。
失礼しました…
登場から桝本さんが元気でなんだかホッとしました。
でも、一番年上だと聞いてびっくり。
こういう場でのライブに慣れておらず、
立ったままでいいのか座るべきかに迷う三人にもほっこり。


又吉さんが途中から最後までずっとの登場で終始ご機嫌でした。
ご機嫌というフレーズが好きなので…違う印象かもしれませんが使います。
声も大きいような…口調もいつもはもっと柔らかい感じもするのですが
柔らかさの中にハリがあるというか…よくわからない感じですみません…
難波さんとのコンビネーションというか信頼しあっているのが伝わってきて、
いい関係だなぁと見ておりました。
難波さんは普段はきっと「まったん」って呼んでいるだろうに
舞台上になると「又吉くん」と呼んでいて、時たま「まったん」が挟まれにんまり。
本人は「まったん」が嬉しいんだろうか。


『実験の夜』の時よりも二人とも自然で
あ〜きっと二人でいる時はこんな感じなのかなぁと。
ん〜なんだろう…横にいることが自然というか…二人で楽しそうというか…
あの二人の周りは、二人の空気が包んでいるというか…
リアルに難波さんからチョップされる又吉さんがいたり。
こういう場面がいつかテレビでも見れたりする日が来るのでしょうか。


井出さんのネタが素晴らしくて、自分も言いたくなる衝動にかられる。
なので、やりたくなる難波さんの気持ちも分かる気がします。
田中さんのアニメーションもシンプルだけど味があって
もっといろいろ見てみたいなと…オープニングのVTRも素敵。
なんか河原まちゃぴこに見える。
みぃちゃん似てる!笑顔と話し方に親近感。
伊野瀬さんが途中からとろサーモンの久保田さんに見えてしまって混乱するも
特技があるって素晴らしい。しかも、ちゃんと2つ目はなんだかショボイという面白さ。
利きあたりめも凄い。ちなみに難波さんは遠藤さんに見える。
あたりめの匂いも感じるライブならでは光景でした。
って、誰かに見えなきゃいけないのか自分よ…


しかし1000円というお値段でこんなに楽しませてもらえるなんて、贅沢すぎる。
アボカドの皆さん、鬼チョップのメンバーの皆さん、又吉さん。
楽しい夜をありがとうございます。


リハビリ気味に久しぶりに書いてみました。
リハビリにも程がある荒々しい文章を…読んでくださりありがとうございます。
おジャマしました。