ゴミだもの。

無限大に行ってきました。


又吉直樹主催 実験の夜
『新春のゴミ』


●オープニング
モニターに音楽とともに
「あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い致します。」との文章。


●「古本屋」
古本屋の店主に扮した又吉さんが本をお薦めする。
元祖暴露本「桃太郎の母」
しずかちゃんがガンジス河で入浴する「インド版ドラえもん
などなど架空の5冊を紹介。


○ブリッジ:お薦めの古本屋さん
下北沢「ビビビ」
吉祥寺「百年」
神保町「けやき書店」などなど


●「ことわざ」
ことわざは普段ない状況のことが書かれていて分かり難いので
日常に置き換えて分かりやすくしてみようとフリップを使って説明。
「鬼に金棒」を分かりやすくすると…
「王将にダスキン
「ドライブにTRF
「銀行強盗に預金2億」
「絶望に太宰」など。
他に「猿も木からおちる」「馬の耳に念仏」を説明。


○ブリッジ:ロシモン中須さんの紹介
芸人としては1年後輩だが、地元では先輩の先輩。
面倒くさいから友だちになった。


●「漫才」 又吉、中須
中須さんはまちゃまちゃさんにゴミと呼ばれている。
中須さんが変なことを言うたびに又吉さんがマイクに近づいて「だまれゴミ。」
(「麒麟です。」をイメージして頂ければ。)
中須さんの奥さんは中須さんのことがリップスライムILMARIに見えている。
そんな奥さんから見た又吉さんは乞食のソバージュ。
又吉さんにすればおしゃれパーマだと。
そんな話を絡めつつ、おじいちゃんになった時に電車で席を譲って貰って
ありがとうと言えるか心配な又吉さんのためにその練習をするという漫才。



○ブリッジ:パンサー向井さんの紹介
ロックンロールというダサい帽子を被っていた。




●「IQ200の子ども探偵ともくん」
又吉、中須、児玉、向井
「超能力を持った空手少年」や「透視できるゲイ」の謎をともくんが解明。
スローモーションにすると又吉さん扮するおじいさんが登場。


○ブリッジ:ジューシーズ児玉さんの紹介
24時を過ぎるとタメ口になる。


●「コント」 又吉、中須、児玉、向井
全員黒Tシャツ姿。
兄弟喧嘩から「ラップの始まり」
泣いている人の顔を覗くことが「だるまさんが転んだの始まり」
など○○の始まりシリーズ。


○ブリッジ:みつをならぬごみをの詩


ラストのトーク箇条書き
・又吉さん鬼太郎の格好で登場。片方の下駄がない。
 特にそのことに誰も触れず、
 始めは右目を髪で隠したり鬼太郎らしさをアピール。
・いきなりコントでスタートして驚いた。
 普通だとトークでお客さんのご機嫌をうかがったりする。
・又吉さんのお客さんはわっと笑って、
 ぴたっと静かになって又吉さんの話を聞く。
・こんなに満員の無限大を久しぶりに見た。
 中須さんは、3連休の次にこのライブを予定にぶち込むお客さんが凄いと。
・又吉さんは深夜に住宅街を歩くのが好き。
 初めて又吉さんに誘われた時、どんどん暗闇の住宅街に行くので、
 向井さんは殺されるんじゃないかと思った。
・又吉さんは「ともくんともくん」と児玉さん向井さんにはめちゃめちゃ甘い。
 中須さんには厳しい。
・最近、又吉さんは中須さんとあまり遊んでくれない。
・又吉さんはジェンさん児玉さん向井さんという男前を連れているため
 ゲイだと思われるのではないかと心配していたが、
 中須さんを連れて行くと違うと分かって貰える。
・又吉さんは、井の頭公園の穴が開いた木におじぎ。
 その穴にゴミが置かれていたのを捨てていたら情が移り
 「お局さん」と命名し、挨拶をしている。
 それ以外にも気になる木があり、実は挨拶している。
・銭湯大好き児玉さんは向井さんの生のお尻に蹴りを入れた。
 そっとお風呂に向かっていた又吉さんのおしりも「お前もだよ」と蹴った。
・児玉さんは最近24時を越えなくてもタメ口。
 向井さんにもその傾向が出てきている。
・ファミレスで以前免許証の写真が若いということで盛り上がっていた。
 又吉さんの写真を見た向井さんは「きもくないっすね」と。
 向井さんは、何故か又吉さんだけ論点がきもい・きもくないになっていた。
・又吉さん中須さん共通の知り合い「きんじさん」
 又吉さんにとっては先輩。中須さんにとっては後輩。
 お笑いでは又吉さんが先輩だが、名古屋過ぎたら中須さんに敬語。
・なぜボケ同士で漫才をしたのか。
 舞台上で中須さんがうけると又吉さんがうけず、
 又吉さんがうけると中須さんがうけなくなる。
 そんなでこぼこの二人が漫才すると、ゴミっぽいかなと。
・二人で「だまれゴミ」というのが気持ちよくなってきた。
・又吉さんNGの話。
 小説やサッカーの話を又吉さんにふると止まらず長くなる。
 先日、又吉さんとご飯を食べた後に小説の話をふってしまい
 お店の外で缶コーヒー2本飲む羽目になった中須さん。
・「又吉主催 実験の夜」はタイトル固定。
 何をするかはやってみないと分からない。
 一人かもしれないし、誰か出て貰うかもしれないし、
 トークするかもしれないし、又吉さんと真逆なポップなライブを目指して、
 オープニング嵐の曲で客席から登場して踊るかもしれないし…と。
 次回タイトルにゴミと入れば中須さんが出ると思っていい。
・「新春のゴミ」というタイトルは年末に大掃除して
 出し忘れたゴミを正月に出すイメージ。
・児玉さんは「ジューシーズ
 向井さんは「パンサー」
 中須さんは「ロシアンモンキー
 で無限大に出てるので是非観にきてくださいと又吉さん。


時間が終わりに近づくも、またしても又吉さんは締め方が分からない。
中須さんに手伝ってもらいながらなんとか締める。
今年もよろしくお願いします。
次回も是非観に来てくださいとのことでした。


終演後、入口のホールにねずみ男登場。
天井から鬼太郎のものと思われる下駄が吊られていました。




というわけで、今年も有難く又吉さんの世界にひたることができました。
本当に今の状況で自分のライブをやってくれるということが
どれだけ凄くて、どれだけ有難いか。
中須さんのつやつやほっぺと児玉さんの声が好きなので、にやにやでした。
先輩・後輩というより、とても仲のいい友だちという雰囲気で
またしてもにやにや。
合間の音楽かっこよかったな…(凛として時雨の『a over die』でした)
やはり劇場はいいです。


来月は2月7日。
!!???
来月あるだなんて、しらなんだぁ…ということで、チケット取り忘れました。
新年早々やってしまいました。今年が思いやられます。
気が向いたらチケットを探すとします。


又吉さん皆さま素敵な夜を有難うございます。
そして、今年の記録書き始め…読んでくださりありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。