一途。

昨年末から友人に勧められていた映画を拝見。
又吉さんが第2図書係〜でも原作を紹介していました。



自分の語彙が貧しくて情けないのですが…
凄い映画です。
公開当時あるシーンばかりが取り上げられていましたが
そのシーンもいやらしさを感じることはなく
全て作品として成立している気がします。
映像が色が美しいです。
おとぎ話のようでもあり、生々しくもあり…
不思議な作品でした。
主人公の一途さに真夜中、感情をぐじゃぐじゃにされました。
一途さのあまりに、もうそこしか見えないという状況は
たぶん誰にでもありうることで、それが何にどこに向かうかで
結果は違うのだろうなぁと思いました。
でも、一途さというのは大事だなとも。
わたしにもあれだけの何かへの執着心があればなと思うばかりでした。