大丈夫。

『333』毎年恒例の沖縄国際映画祭裏で行われる先輩芸人と超緊張トーク
ジューシーズが連れてきたのが平成ノブシコブシの二人。
熱いいいお話をしていましたので少し…

ジューシーズに連れられ登場した二人に「あ〜!」「出たー!」という声があがる。
ガムを噛んでいる徳井さんと速攻演出の藤城さんに握手を求めに行く吉村さん。
吉「長かったなぁ出るまで。ピース2年くらい前に出ただろ?長かったよ〜」
向「でも、そんな長かったというくらい知ってくれてんですか?」
吉「オレも好きだけど、ウチの相方なんか一番好きなんだから。
  全部見てる。一回目から。」
徳「あのねぇ…」
話し出すとガムは噛んでるは、声はガラガラやらで、総ツッコミを受ける。
徳「噛んだばっかりのガム捨てるのはガムに失礼だから!」
児「見て頂いてるんですか?」
徳「見てる!ブルーレイに溜まってくそれの一番最初に観てるから!
  今までは又吉が出てた大喜利の回がオレんなかで一番面白かった。
  と思ったけど、1回目に当てたら100万のやつが今は一番面白い。
  あのね、人間性が出てすごいよかった。」
吉「あとカメラ前でこんなに喋る相方見たことあるか?すごい熱よ、愛があるんだよ。」


ノブコブジューシーズより5年ジャンポケより7年先輩にあたる。
松「ずっと劇場で一緒にやってきて。MCとかピースさんみたいにやってもらって」
斎「なんだかんだ一年目から一緒にやってきて…」
太「僕らが初めて出た舞台はノブコブさんがやってた神保町『ソビエト』のエキストラ」
吉「そっからよくここまでのし上がってきたな。センスの欠片もなかった。」
太「嬉しいっすよ。ノブコブさんと一緒に出れて。」
松「吉村さんてなんも考えないでグイグイボケるかと思ったら、
  いちおこんぐらいはやっちゃいけなみたいな計算してるんですね。」
吉「あのね、破天荒ってすごい計算するの難しいの。
  ちょっと枠超えたら怒られるから、大人に。」


●ユニットやってるときの注意点。
松「2年前ってノブコブさんとピースさんこうだったじゃないですか(凄い差があった)」
吉「そうそう。」
松「そっからの追い上げ…今ジャングルポケット・パンサーと
  (少し離れて)ジューシーズって関係性があるんですよ。
  だから、ノブコブさんみたいになりたいなってのがあるんですよ。」
吉「リーダー格、綾部を嫌いになる!向井をとにかく嫌いになる。
  なんなんだあいつ!なんであんなんで笑いとれるんだ!むかつくなぁむかつくなぁ
  ってやってたらだんだん近づいてくるから。
  なんであんなにピースは人気あるんだって…
  又吉なんて暗いだけじゃないかってずっと思ってて…
  ある時期から大好きになるから。そうなったら楽しくてしょうがないユニットが」
太「今でも綾部さんのこと嫌いな感じ?」
吉「だいっきらいだね。いや大好き、今はね。
  一回ぶつからないとダメ。全員が仲良くやっちゃダメ。」
松「徳井さんとかはどうなんですか?」
徳「どっちがいい?
  お前らにとってオレが思うほんとのこととテレビ的なこと、どっちがいい?」
吉「うちの相方器用ですから2択を提示しました。」
勿論ほんとのことの方と言われ
徳「向井はナイナイの矢部さんの後継者っていうくらいオレは天才だと思ってる。」
顔をまっかにして喜ぶ向井さん。
徳「自分を殺して人を活かすツッコミやれる人ってあんまいないから。
  それを向井はできる。」
吉「それ綾部ができなかったんだよねぇ」
徳「向井はいいとして、そこで大事なのは刃向わないこと。
  確かに向井ばっかが目立って嫌な時もあると思う。
  それで刃向っちゃうとあいつが計算してる通りにならないから。」
皆「あ〜。」
徳「だから、太田とかがムリしちゃだめなの。止めちゃうから。
  お前が前に出たい気持ちは分かる。
  でもお前がそれやると番組とかのバランスが崩しちゃう。
  あと、周太呂。お前焦らないこと。お前はちょっと焦ってる。」
吉「焦んのが一番厳しいから、ユニットで。」
徳「天才だから、こいつも(児玉さん)。やっぱみんな言うよな。 
  だから前に出て欲しいって思うかもしんないけど、
  最後の最後でちゃんとキレるから、児玉は待つ。
  お前(赤羽さん)は二度と女とかに手をだすな。
  お前はダメよ。マスコットだから、性の感じを一切出しちゃダメ。」
吉「ジューシーズは焦りたがりのポジションだよ、今は。
  ものすごい焦るけど、実は一番おいしくて、ここ二組はフリになるからさ。」
斎「ピースさんの存在は大きかった?」
吉「大きかった。ピース・キンコン・ノンスタイルって同期が先にいってくれたから
  助かったけどね、オレらは。
  当事者だと気付かないのよ。焦って早く売れた売れたいって…
  脇ならしてみたりとか、Tシャツ破ったりとか。芸が荒れるから。」
あれ面白い!自信もったほうがいい!とみんなに言われるも
吉「エチオピアでスベったんだから、あれは面白くない。
  焦らないで堂々としてれば絶対大丈夫、ジューシーズは。
  この3組のトリオなんて面白いで有名なんだから。」


●肩の荷。
徳「(太田は)なんかヤベえことやってくれんだろうなっていうワクワク感がある。」
吉「そっちなんだけど、太田はまわそうとしたり向井に食らいつこうとしてるから…    
  馬鹿なのに考えるからダメなの。
  馬鹿は馬鹿なりにカメラ前で大声はってればいいの。
  オレと太田は面白いことが浮かばない!な?
  オレは浮かばない。カメラ前で全部出すだけ。全裸になって暴れるだけ。オレらは。」
太「オレなんかねぇ…今肩の荷が下りた気がします。」
吉「そうだろ。オレも考えたけど浮かばねぇんだもん。
  灯油まいて火つけて暴れるだけだよ。」


ん〜痺れるほどさらっといい話をしていました。流石です。
ノブコブはなんか人間っぽいというか、熱というか…
あくせくした分…そういう魅力があります。
やはり売れる人にはそれだけの理由も魅力もある。
そんな素敵な先輩がいるっていいですね。