笑ってよう。
昨晩の『ゲストとゲスト』は真心ブラザーズと又吉直樹。
面白かったです。
とても聞きごたえのある対談で、この言葉もあの言葉も…
自分の中に残しておきたいと思いました。
なので、少しここに残しておこうと思います。
●欲ってありますか?
Y「明確な目標を持ってないと明確な目標以上のところに
いつの間にかいっっちゃう場合もある。
持ってるとそこどまりという説もある。夢とか目標を持たない方がいい。
持っちゃうと自分の可能性はそこで止まっちゃう。
何でもやりまっせというオープンな気持ちでいて、
僕らだったらこういう曲つくってくださいとかこうゆうライブやりましょうよとか
そうゆうのにいいねぇやろう!という気持ちが大事だと思う。」
●数字に拘るか。
又「売れるに越したことはないけど、
ファンとしては続けていてくれれば、かっこいい曲が聞けたら
あんまり関係ないですよね。」
Y「自分の好きな人の楽しそうな顔が見たい。
本質的にステージでやんなきゃいけないことは
この人はしゃいでいて楽しそうだなっていう様を見せること。
ステージに出る覚悟っていうのは大事なのかなぁって。」
●もてたい欲
又「20代前半に特にあった。」
Y「ちょっと言いにくいけど、僕が楽しいと思う暮らしをしていれば
モテると信じてる。そうなれば一番いい。
世界は思い込みだと思ってるから、思い込んだやつの勝ちだと思うんです。
強く思うと現実の方がそういう風に変わってくるんです。」
●アルバム『サティスファクション』
又「NSCに入ったくらいの時で、世の中的に暗かったじゃないですか。
ネガティブな話や言葉で溢れていた中で
『サティスファクション』は強いじゃないですか。
「オレは今のままで満足」
っていう(歌詞)のが凄い結構救いになっったんです。」
Y「ロックンロールって満足してないぜから生まれた音楽だから
20世紀中に99年に「今のままで大満足だよ」って
ロックンロールができたってことは凄い満足。
欲は最近あった方がいいんじゃないかなぁって思ってます。
最初は自分のためにだんだん頑張って頑張って
色々成功したあとに欲の種類が変質してって
社会とかそういう方に自然といくようになってるのかなと思う。
最初は自動車欲しいから頑張ろうっていうのが
60か70くらいになって社会良くしたいから頑張ろうって。
その時の欲を大事にする。今持ってる欲を見つけるっていうのが凄く大事。
自分と向き合って…」
桜「動く原動力に絶対なる。」
●相方について
桜「綾部さんが一人の仕事をやってる時のマインドは?」
又「綾部が一人でやってる仕事を見ると
自分が苦手とするような仕事があったりするんで凄いなぁと思いながら…
相方に仕事が入ると焦る人と休みになってラッキーと思う人がいて
僕は焦ってるフリをして本一冊読めるラッキーて。微妙ではありますけど…」
Y「世間の目を気にしないは青いなって思っちゃう。
軽々やっつけて合わせた上でその上にいかないと楽しくない。
若い時ってひとつの自分でどの場面でも頑張ろうとしちゃう。
正直な自分がかっこいいって思っちゃう。
だけど、この場面でのオレとこの場面でのオレとって
使い分けていくほうが楽しいと思う。」
又「僕も自分の意見でその場を崩してやろうとは思わない。
本当はこうだと思っていても、
みんながその意見に纏まりかけていたら、みんなの言う通りだって。
もしみんな間違った方向に…全員死ぬみたいなことになったら
僕言いますけど。」
Y「似てるかも。けど、そういうところを人から見透かされちゃうと
アイツはいい加減とか言われちゃう。」
又「相方はそういうこと気づくんです。
休みになって俺もがんばらなと神妙な面持ちでやってたら
お前喜んでねぇかって。いや喜んでないよって言うんですけど。」
Y・桜「(綾部さん)流石ですね。」
●新曲『Keep on smiling』
又「歌詞を読んで適切な表現か分からないですけど…いい感じですよね。
むちゃくちゃいい感じで。」
Y「これはいい感じですね。」
又「聞いてて楽しくなるような。」
歌詞の中にある
絶望の夜に 手のひらいっぱいの 微笑みを君にあげよう
又「ネガティブなものを一切無視しているわけでもなくて
そういうものがある世界の前提の上で笑ってようというのが
すごい入りやすいというか…」
Y「楽しく生きるぞっていう覚悟がね、足りない人が多いなって思うんです。
自然に任せていたら一週間で1日くらいじゃないですか楽しいのなんて。
だけども自分の意思と覚悟でそうゆう風に装う…演技でもいいんだけどさ…
してる段階で素晴らしい人じゃないですか。
そういうことを歌っている。」
ん〜惚れ惚れする対談でした。
ちなみに来週は和義さんとケンコバさんの組み合わせ。
好きな人の楽しい顔を見るのはほんと嬉しいです。
やっぱり笑っていよう。