六本木へ行く。

又吉さんのサイン会に行ってきました。
http://www.randc.jp/artist/matayoshi-shima/


会場は六本木にあるTSUTAYA TokyoMidtown。
地下1階にもTSUTAYAがありますが、1階のスタバ横にある本屋さんです。
お店自体は、とてもこじんまりしたお店で、
本が旅・料理・絵本というように種類別に並べられていました。


入り口入って、すぐ右側に又吉さんのコーナーがどどん!と展開されています。
8/17(日)まで開催。

放送でのカットが大きく写真で飾られており、
真ん中にはDVDが流されていました。


その下の棚には、又吉さんお薦めの本が置かれていました。

イラストがそっくりです。
この棚などにある対象の本を買うと、又吉さんのブックカバーをかけてもらえます。
森と海の2バージョン。
森バージョンにいる小さな又吉さんは、おり曲がる場所にいて、
カバーをかけると隠れ又吉になるようです。



いざ、サイン会当日。
その様子はよしもとニュースセンターとナタリーさんでどうぞ↓
http://yoshimotonews.laff.jp/news/2014/08/dvd-1954.html
http://natalie.mu/owarai/news/122677
当日、お店に行くと前に囲いが出来ており、カメラもきているよう。
わらわらしているとお店のお姉さんが声をかけてくださり、
栞の裏に下の名前を書いてくださいとのこと。
これはもしや名前を入れてもらえるのか…という期待を持ってしまう。
そうしているうちに、整理番号5番ごとに店内に入ります。


店内に入ると又吉コーナー前の棚が移動されて
サインコーナーが出来ていました。
又吉さんの机の横には、放送でお母さんに送っていたハガキが飾られています。
その向かいの棚を挟むようにして、並んで又吉さんを待ちます。
DVDのパッケージを開いた中にサインを書いてくれるとのことでしたが、
特典のポストカードでも可能で、忘れた方には色紙にサインしてくれるとのことでした。
店内の至る所に、DVDのチラシが飾られており、より素敵な雰囲気。
そうしているうちに又吉さんの登場です。
わたしの位置からはその姿はよく見えませんでしたが、マイクを持ってご挨拶。
雰囲気を和ませるためか、質問を受け付けたりして(質問は特に出ませんでした…)
結構長めに挨拶をしてくれてから、サイン会スタート。



やはりサインに名前を入れてもらえるようで
「もっときれいに書けばよかった…」という松尾さんでのサイン会での後悔全く役立たず。
そんなことを思いながら、手汗をかきつつ、いつものごとく何も持たずに又吉さんの前に。
後ろにいたお友だちによると、又吉さんとの間に妙に距離を取って立つという謎の行動を起こしていたそうで。
又吉さんがわたしの汚い字を見ながら、漢字で丁寧に名前を書いてくれる姿を見ていたら
「これは現実だろうか…」という想いに駆られ、店内を見回すという挙動不審ぶり。
間違いなく、現実でした。
今回こそは目を見てやる!という意気込みも目の前に立ったならば、吹っ飛んでしまい、
今回もわたしの覚束ない目は又吉さんの目を捉えられず。
誰かどうしたらいいのか教えてください。
こんなわたしにすら「ありがとうございます。」と言ってくれたのに、
その上「すいません。」と謝らせてしまうというダメなわたし。
両手で握手してくれた!という変なところに妙な喜びを感じる気持ち悪いわたし。


そのまま自分の番が終わり、お店の外でぼんやりしながら、店内を眺めていました。
最後の方にサインをし終った又吉さん。
又吉コーナーを見学した後、スタッフさんに促されたのかは分かりませんが、
お店の外にわざわざ出てきて、ご挨拶!という事態が。
嬉しいはずが、動揺してしまう。
「ありがとうございます。またお願いします。」
というような言葉を伝えて、何度もお辞儀をされて、店内に戻られていきました。


又吉さんもこういうイベントに慣れたのか穏やかな時間が過ぎたように思います。
でも、サインは相変わらず丁寧に書いてくれて、
その姿を見ていると、なんかグッときてしまいます。
わたしの名前は漢字で書くと、自分だけっぽい特別な名前を親がつけてくれて、
それを又吉さんが書いてくれたんだ…と思うと、ものすごく嬉しかったです。
松尾さんは何て読むのか聞いてくれたけど、又吉さんは読めたのだろうか…という疑問も残りますが、
そんなん興味ないよなと冷静に思うことにします。


本当はご本人の目を見て伝えたかったのですが、
又吉さんありがとうございます。
お友だちにもありがとう。


DVDは確かに笑いが盛りだくさんというわけではありませんが、
お母さんの故郷で、ゆったり流れる時間の中、
素晴らしい景色と素敵な人と出逢いながら過ごしていく姿を見ていると
生活していくことっていいなと思えます。

又吉直樹、島へ行く。
 母の故郷〜奄美加計呂麻島へ ディレクターズカット」

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