風とロックと壱万円。


http://yanaimichihiko-kazetorock.com/
http://blog.magabon.jp/kazetorock/
又吉さんの公開取材には行けませんでしたが、展示だけ見てきました。
ここでやったのかな…というスペースが展示のど真ん中にあったのですが、
こじんまりとしていて距離が近い…のに驚いてしまいました。


展示は、今までの「風とロック」の中から
写真とインタビューが少しづつ展示されていました。
中でも印象的だったのは、樹木希林さんのもの。
自分の中に「愚痴」という観念がないというようなことを言っていて、
元々ネガティブになってしまう考えをそうじゃない方向に持っていくという話に、
ハッとしながら、ますますかっけーなと思ってしまいました。
YUKIちゃんの無償の愛は強い・すべてのことに感謝したいっていうのも素敵だし、
破壊さんの普通のボーカリストと立ち位置が違うって話から
破壊さんと話すことがないっていうのも可笑しくて、
カヲルさんが色っぽいって言われてたのも、へへって思って楽しかったです。
こんなに好きな人出てるのに、又吉さんのしか持ってないことを悔やみながらも、
又吉さんが出なければ、知らなかったと思うと有難いばかりです。
しかし、これかだけの方が出ていて、フリーペーパーっていうのが改めて凄い。
箭内さん素敵だ。



http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=648
そのまま渋谷パルコへ。
西野とかくーちゃんとか片桐さんとかこちらにも箭内さん。
高須さんが声を掛けた色んなジャンルの方の予算一万円での「歪んだ大人」をテーマにした作品を展示していました。
中にはインタビューが流れている場所があるのですが、
その中で西野が「自分は歪んでない」って話してたのが印象的で「だから痛い目に合う」って。
確かに、そうだなぁ…なんて思いながら、
今の西野の感じは好きだなぁとか(あのハットにチェックのジャケット、ベストって感じも)
それにしても芸人さんて声大っきいんだなと思ってしまうという。
あと箭内さんが「歪む」っていう字は
「不」でシンメトリーに見せておいて「正」はシンメトリーじゃない。
「正しい」は歪んでるんだというようなお話をしていて、そんな目線があるのかと驚いたり、
武笠さんが「一万円もらったら何に使いますか?」って聞かれて、
「目って大事なのに、柔らかくて丸出しじゃないですか。だからメガネ買おうと思って」って話してるのが面白く。
あと、子供の一万円っていくらの価値になるんだろうって話してる方がいて、確かに!って思ったりしていたら、
一人一人のお話が興味深くて、ついつい一周するまで見てしまいました。
(インタビューは全員あるわけではないようで、
 片桐さん川島さんジュニアさんトータスさんなどはありませんでした)


「一万円」の使い方も人それぞれで、
箭内さんのはまさに歪んでる!と思ったり、
片桐さんのおかげで一万円をマジマジと見れたり、
升野さんので頭の中に妄想が膨らんだり、
西野の絵はやっぱり素晴らしくて、今回も見入っていました。
いくらでも見ていられるくらい、色んなことが見えてくりし、想像も出来る絵なんです。


こちらは12日(月)まで渋谷パルコPart1の3階パルコミュージアムにて開催中です。
「芸画展」も行きたかったな…
よろしければ。