あかん！
今年もよろしくお願いします。
又吉直樹主催
『実験の夜 Vol.23』
オープニングでは、奄美半島に行った話を。
『又吉直樹、島に行く』というBSの番組のロケで又吉さんが行きたいと言って実現したそうです。
お母さんの故郷だとかで、幸せについて考えることができる時間だったよう。
３月に放送になるので、ぜひ見てくださいとのことでした。
自分は島の人間だというのを実感するほど、しっくりきたそう。
キーワードとしては「にこいとこ」「西のおじいちゃん」でしょうか。
今回は想像力を膨らませようという企画。
ゲストはグランジ五明さん・しずる村上さん・ジュージーズ児玉さん・パンサー向井さん。
「パンサーの向井と言いまして…」と向井さんの紹介をし始める又吉さんに違和感を覚える一同。
自分で言いますよと言われつつも続いては「児玉。」
児玉さん思わず「ジュージーズのね。」
今回は様々なテーマ（お題）が出され、それについてみんなで想像力を膨らます。
MCはパンサー向井さん。
その１『頑張れ！又吉くん』
コミックの表紙が映し出される。
青いひげに、ガーンとした表情で本を持つ又吉くんのイラスト。
作者名には「松尾駿」（チョコレートプラネット松尾さん）の文字が。
１巻に収録される８話分のタイトルを考えよう。
結構しっかり出来上がっている表紙にお金の匂いを感じ取った向井さん。
「これ…もし出したとしたら、お金は五人…でってことになるんですよね？」
と確認をするも、考えているメンバーでという答えに
「いや、いることに意味がある。」と主張。
あまりにみんなが真剣に考えているので向井さん思わず「静かですねぇ…」
１話目がこの後の流れを決めるため大事だと話していると、
綾部さんを殺して留置所に入ってしまっている又吉くんやら
あかん！とクラブに誘われて困る又吉くんだとかいろんなパターンの中から
村上さんの「又吉くん、大ピンチ！転校初日にあだ名が「死神」に！」が選ばれ、どうやら学園モノの流れに。
その後は、
「三年の死神番長に呼び出される。」
「又吉くん、カマを忘れる。」
「あかん！一回戦でどさんこ死神・野崎登場」
「又吉くん２回戦で死す…」
「まさかのドーピング発覚」
「博士ありがとう！今日からオレはMATA-YOSHI」
「あかん！明るくふるまえちゃう」
２話３話を考えていると、いきなり「死神大会」とか言い出す又吉さんに
「この人、何言ってんだろ？？」と困惑を隠せない五明さん。
しかも、主人公を２回戦で殺す又吉さんに驚く皆さん。
「いや、一旦。一旦ね。」
その後、死神世界大会の話題になり、
明るい国の死神は首に鎌をかけていて、
そこでリンゴを剥き食べるという又吉さんの発想に大いに盛り上がる。
その２『あやべくんのお通りだい！』
こちらには平仮名で「まつおしゅん」同じくチョコプラ松尾さんのイラスト。
『あほ拳ジャッキー』のポーズを決めるあやべくんの姿が。
ギャグマンガ臭がぷんぷん。
「綾部くん万引き犯に間違われ、頑張って釈明するも聞き入れてもらえず」（村上）
「又吉（またきち）落ち着け。とりあえず鎌を置け」（五明）という『頑張れ！又吉くん』とコラボするものや
「せ・瀬戸内寂聴さん…お会いできて光栄です…」（又吉）とここでも熟女好きが漏れてしまう回やら
「必殺ギャグ！あやべいびー完成」（児玉）
というタイトルが出るものの、最終的に作者の都合により休載してしまうらしい。
その３『愛想笑いの貴公子』
向井さんのファーストアルバム。
写真の向井さんは甘い表情をきめている。
くすぐったい表情に「でも、撮ったんだよね…」と自分でも不思議そう。
『We Are Panther』『菅 you celebrete』（五明）
「「サンキュー！」とか絶対入るでしょ。」と警戒する向井さん。
『なんくるパンサー』（又吉）
ここで又吉さんにより、向井さん本領で唄わされるはめに。
『君への思いは七分丈…』（村上）
『MC』（児玉）
盛り上がる中、エンディングの曲がかかり始めてしまう。
時間があればと用意していたものということで表紙だけ披露されたのが
『男・五明』
帯には又吉さんの写真とコメント「五明という男がいた」
「いた」という過去形の表現に五明さん「いや、これ死んでるでしょ！」
告知で村上さんに又吉さんから「あれは言わなくていいの？」と珍しく話題をふっていました。
村上さんがTwitterでも書いていましたが、
本を出版されるそうで、その巻末で又吉さんと対談したそうです。
３月ごろの出版になるとか。
そして、五明さんからはグランジのDVDの告知が。
10,000枚売らないと吉本解雇なので、よろしくお願いしますとのことでした。
（結果；5月12日までの売上、10966枚。解雇なし。）
次回は無限大ホールで2/21（金）21：45開演。
記憶力の欠如により書くか迷いましたが、中途半端で失礼しています…
まさかこのライブが３年も続くとは思っていませんでした。
テレビでたくさん観るようになって、いつ終わるんだ…という不安だったり、
実際なくなったらどうしようと思ったり、
でも、終わる時は必ずくるんだという覚悟を決めたりしていましたが、
嬉しいことに３年目。
ゲストにもレギュラー感も出てきたり、
すーなかという起爆剤を期待してしまったりするという自分もいたりするので、
今回が楽しかったことで偉そうにも…ホッとしました。
新年一回目の実験で安定のメンバーでしたが、
企画のせいか今回すごく新鮮に受け止めることができました。
楽しみながらあっという間に時間が過ぎていったので、
今年の実験も期待できる！と思ってしまう時間でした。
又吉さんと児玉さんが素材は違うけど同じグリーンの靴下を履いていて、
洗濯で間違ったりしないのかという心配をするという…謎の目線で見ていました。
いつも仕切りが多い村上さんの産む側の姿を見れて、
ネタも書くんだし、こっちも出来るんだよなぁと改めて思いました。
ひとつのお題をみんなで繋げていく様を見ていると、わくわくしてきます。
そのわくわくが劇場を包んでいたような気がして、
何がでるんだろうという期待で、もわもわしていたように思います。
児玉さんの「あかん！」シリーズがツボ。動かなくても面白い。
そして、まさかのすーなか登場せず…という大事件が。
告知してるとき、絶対飛び込んでくると変な期待を持つようになってしまいました。
昨年の一年間で埋め込まれたラストの男。果たして、今年は…
みなさん楽しい時間をありがとうございます。
緩い文章読んでくださり、ありがとうございます。
このライブに来れるよう今年も頑張ろう。
何はともあれ、今年も『実験の夜』楽しみです！
