しあわせになれる。

先日の『オイコノミア』のテーマは「幸せになりたい…」
最後に「お笑いが日本を幸せに」という話が出ていて、そこを少し…


大竹先生によると、日本では大きな不況の時にお笑いブームが始まって、
景気が回復する。これで因果関係を結びつけるのは難しいけど、相関はある。
最近の経済学の研究で、お笑い番組を観て幸福になると
我慢強くなるという統計があるらしい。


イギリスでテストの前に半分の生徒にコメディのビデオを見せたら、
見せた方の生徒の幸福度が上がり、
テストの正解率も見せない方より10.49%高かったという結果が出た。
幸福度があがると能力もあがる。
お笑いは幸福度をあげるのに貢献しているという話を聞いて又吉さんは
「僕は舞台で…お客さんの前で何かをやって、ウケた日にネタを考えるようにしている。
 自分の感覚とお客さんとの感覚の間にズレがない日ということになる。
 ネタを思いつきやすい。逆にお客さんの前でウケなかった時は考えないようにしてる。」
と自分自身もお笑いの幸福度や能力を知らぬ間に考えていたとのこと。


お笑いを目指したきっかけを聞かれ、
又「自分がそれでけっこう…救われてきた部分があったので…
  それを繰り返し観てる間に、何よりも好きになってた。やりたくなってった。
  スタートは人が幸せになるためにというよりは
  自分が幸せになるためにのほうが近いかもしれない。」
大「今は…」
又「もちろん。」
大「人を幸せにするために?」
又「いや…僕にそんなできるか分からないですけど
  みんなが笑顔になればいいなと思いますけどね。」
大「これで日本経済がよくなるという可能性があるんだから、やっぱり期待してます。」
又「頑張ります。」


又吉さんはいろんな人の想いや期待を背負っているんだなぁとつくづく思う日々です。
又吉さんが舞台を大事にしている理由も少し垣間見れたような気がしました。
もしや…『実験の夜』って思ってるよりすごいライブなのかしら…
貴重な時間を共に過ごしているのじゃないかと思ってしまいました。
わたしも勝手な話ですが、お笑い見るようになってから、イライラも減った気がします。
そんなの気持ちの持ちようですかね。
先日のライブで又吉さんが、春でしんどくなった時に笑いに来てください
というようなことを言ってましたが、ほんと笑えることは素晴らしいです。
しかし、やはり侮れないな『オイコノミア』


今日はひな祭りですね。
我が家のおひなさまは、果たしてすぐに仕舞われるのでしょうか…
東京は寒さも少しづつ緩めいて、暖かくなってきました。
しあわせな春がやってきますように。