完結。
一週目、二週目…
そして三週続いた『333』夏休み特別企画。
「又吉兄さんが選ぶ333大喜利ドリル」完結編。
●問5 全然売れなかったIKKOさんの自伝。そのタイトルは？
IKKOさんの情報みたいなのが入ってたりすると伝わりやすいんですかね。
と又吉さん。
○回答1 読んどけーーーーーーっ！
回答者 「はぁ〜い！やったぁ」と尾形さん。
伸ばし棒とかで誰か分かると言われる。
尾形さん「2回最下位取ってるからさぁ…」と言うも
「3回ね」と太田さんに速攻で訂正される。
又吉評
これは、いいです。
（問3ワーストで選んだ）よいしょーーーーーっ！とは全然違う。
○回答2 やだーまぼろ史ー
回答者 「はいっ！」と向井さん。「うれしーこれ。」と喜ぶ。
又吉評
これはいいですよね。
うまいですし、まぼろしのしが歴史の史で
IKKOさんの自伝になってるのが分かるし、
実際あったとしたらなんか読む気せぇへんなぁっていうタイトル。
パンサーの2人が選ばれたことで菅さんにプレッシャーがかかる中…
○回答3 IKKO一揆
回答者 「はいっ！」と立ち上がって続けても向井さん。
太田さんに「学力が反映されてる」や
松橋さんに「面白いし、ダジャレ好きなんだね」と言われる。
又吉評
IKKOさんの名前入ってますし、
IKKO一揆って、強いものを…体制をひっくり返すっていう
IKKOさんの人生観が反映されている。
との解説を聞き又吉さんの回答への読みが
書いた本人以上に深すぎて恥ずかしくなってきた一同。
○回答4 〜歩み〜0歳から6歳編
回答者 そっと手を挙げる菅さん。
これでこの問題はパンサーのコンプリート。
又吉評
見た瞬間、笑いましたね。
IKKOさんが有名になる前の前やし、
しかも0歳〜6歳編ってことは相当長期に渡って…
20年くらいやるんかなと考えたらちょっと買う気せぇへんなっていう。
パンサーの2人が先選ばれて、ビビっていた菅さん胸を撫で下ろす。
○回答5 お母さんごめんなさい。
回答者 「はぁ〜い！」と尾形さんの手が挙がり驚く他のメンバー。
又吉評
めちゃくちゃ意外っすね。それこそ繊細な感じがするんで…
IKKOさんが支持されてるのは、やっぱりあの明るさであったりするのに
それと全然違うIKKOさんが出てくるとするならそんなに読みたくないかなぁって。
「ほんとは繊細なの」と尾形さん。
ここまでパンサー以外のメンバー呼ばれず、焦る。
○回答6 棒
回答者 「はぁ〜い」とこれも尾形さんで「え〜っ！え〜っ！」いう声が挙がり
尾形さん「これは雰囲気。ニュアンスというか。」と説明。
太田さんに尾形さんが出したと聞いた瞬間、違う気がしてきてしまうと言われ
「オレ本当は頭の中でこういうこと考えてる。センスというか。」
尾形さんのことだから「ぼーうっっ！！」て読むんでしょと言われるも
「ぼーうっ…」と読むらしい。
又吉評
尾形くんの見方がちょっと変わりますよね。こういうとこあるねんやって。
やっぱね棒って言って連想する…IKKOさんやからこそ象徴的なものを
なんでタイトルにしてもうたんや。
せめてその中にある一個の章立てで「棒」があってもええかもしれんけど…
それがタイトルで「棒」は露骨すぎひんかっていう。
この問題で3つ選ばれた尾形さんが喜んでいる中
「オモシロ回答終了でございます〜パンサーのみでした〜！」と大西アナ。
ということはジャンポケ・ジューシーズからワースト回答。
■ワースト回答 見せる時は見せるんだから！！IKKOの左チクビ
シーンっとなる教室内。
又吉さんにも「これは正直、僕も言うん嫌でした。」と言われてしまう。
回答を発表した又吉さんがスベったみたいな空気に。
回答者 無言で手を挙げて、うなだれてしまう武山さん。
そんな武山さんに言わせると…
「全然つまんないでしょ。売れないんだから！
そのくらいサムい答えなのよっていうラインで答えてるから！
だって今、思ったでしょ？売れないって思ったでしょ？」
と立ちあがり身ぶり手ぶりで熱弁するも
太田さんに「売れないよりもつまらない。」とばっさり。
それでも「右チクビでもつまんないですか？」と食い下がる武山さんに
又吉さんの答えは「…もちろん。」
武山さんのワーストだった時のパンチ力すごいよねと納得する一同。
そこで又吉さんは
「数日前に書いたんやよな？
だから考えようによっては、数日前の武山が最低だっただけで…
武山、自分でこれ見て自己反省してたから…
数日前の武山がサイテ―。これを考えてしまっただけで…」
とフォローするも、ショックを隠せない武山さんに
「僕の傷口に塩塗るのやめてもらっていいですか」と言われてしまう。
●問6 ティンカーベル達が「大人になったのかな？」と噂する、
ピーターパンが最近よく言う口癖とは？
又吉さん曰く、口癖ですから台詞なんですけど、
そこがどんな感じでくるか個性が出やすいんですかねとのこと。
回答者 「やったぁ〜！ひさしぶり〜！うれしーっ」と笑顔でバンザイした赤羽さん。
又吉評
さすが赤羽って感じですね。これは面白いですね。
言い方が色々あるから、ちょっと今緊張しました。
2つくらいあるけど、どっちなんやろと思いながら
その間でいってもうた感じがある。
○回答2 逆にフック船長に一回負けてみるのもアリだね
回答者 「大喜利カンタンっ」と児玉さん。
そういいつつ児玉さんの声をみんな久しぶりに聞いた。
又吉評
面白いですねぇこれはかなり大人ですし。
一回フック船長に譲った方がもうお互いええんちゃうみたいな
負けれるって大人ですからね。
この説明を聞き、大西アナ思わず「ちょっと深いですね」と言ってしまう。
ここまでやってくると又吉さんも
「不思議なもんで白衣着せられて眼鏡かけたら段々講師っぽくなってくる。
最初あんなに謙遜してたのに段々のってきてもうてんちゃうかなって。」
と思いだしたようで、みんなもそう思っているらしく笑っている。
○回答3 最近 高く飛べなくなってきてるわ！
回答者 「はぁーい！」と尾形さん。
「オレ大喜利できんじゃん、全然。すごくない？又吉さんが選んでるんですよ。」
ととても喜んでいる中、この回答をみんな尾形さんだと思わなかったことから
「誰と相談して書いたのか」と太田さんに疑われ
「確かに尾形くんぽくないですね。
もしかしたら…ヤフー知恵袋で聞いたかも…」と又吉さんにも言われてしまい
「又吉さんそんなこと言ったら、そうなっちゃいますよ！
違いますよ。絶対僕が考えました！」と全力で尾形さんは否定する。
それを聞いても武山さんは
「又吉さんに尾形くんと思わなかったと言われると…
オレはわかんないけど…まぁいいんじゃない。」
と投げやりになり尾形さんのオモシロ回答に納得がいっていない。
○回答4 「白子の美味しさがわかってきた」
回答者 「これ、僕です」と向井さん。
「ありがとうございます。よしっ！」と自分で拍手しながら噛み締める。
一問目以外パーフェクトの向井さん。
又吉評
白子っていうのがいいですよね。
僕も2年前くらいに美味しさ分かったんで。
カキフライが26くらいんときに美味しさが…といらない情報まで披露。
○回答5 「最近ドキュメンタリーが一番おもしろいわ」
回答者 「はぁ〜い！よかった。うれしー！ドキドキした」嬉しそうな松橋さん。
又吉評
ドキュメンタリー好きっていうのがやっぱ大人ですし、
あと何より、ピーターパン自体がファンタジーっていうのが。
住んでる世界否定してるわけですから。
そう考えるとめっちゃ面白いと感心するメンバー。
斉藤さんに「解説、相当面白いっすよ。」と言われ
「そんなことない。やめてよ。」と又吉さん照れていると
「マジで相当自信もったほうがいいんじゃないですか。」
と何故か上から言う斉藤さんに太田さんは
「逆にお前はもうちょっと自信失ったほうがいい。」と。
ここまででジャンポケ、菅さんが呼ばれない状況に
「マズイって俺ら的に、ほんとに。結構勢いある若手って思われてんだから」
と太田さん焦りが隠せない。
回答6 「もうこれ どっちが悪いっていうのは、ないからね それぞれの考え方だから」
回答者 「これ僕です」と松橋さん
又吉評
おーっ。口癖として言うなら大体呑んでて皆がヒートアップしてきたときに
そういえばアイツいつもこれ言うてんなっていう。
決め台詞みたいな。
この解説を聞き「すごいなぁ…」と再び感心する斉藤さんに
「ちょっと…やめてください。」と又吉さん。
最終的に斉藤さんは「相当面白い。売れる売れる。」
と言いだし「売れてんだよ。」とみんなに言われる。
そして大西アナから「ここでオモシロ回答終了でございまーす。」
菅さんが選ばれないまま終了したことに「えーっ！」と驚く向井さんや
「マジかよ〜…」とうなだれる菅さん。
「マズイってマジで。俺らマズイよ。
番組的にも3組中1組つまんないって思われたらみんな損するよ。」
と太田さんが言うと、それを聞いていた菅さんは
「お前らはいい。オレが何？って思われてるよ。」と自虐的になってくる。
松橋さんも思わず
「ヒゲとか剃ってやり直した方がいいんじゃない？キャラクターとか」
と言い始め、菅さんも「ほんとにそうしてもいいよ。」と言いだす。
このやり取りに「ちょっとどうしてくれるんっすか！」と向井さん不安になる。
そこで又吉さんは菅さんと湯河原2泊3日の旅に行ってフォローしてくれるらしい。
このお題がラストのお題との発表があり、太田さんは
「ほんとダメだと思いますけど…名前呼ばれたら又吉さんのこと殴っちゃうかも。」
と気が気でない中、ラストのワースト回答の発表。
■ワースト回答 かたじけない
大西アナいつものように「これはどなたの回答でしょうか？」と尋ねる。
うっぷしている太田さん。
そして斉藤さんを見つめ出す。
斉藤さんに「ち・ちがうよな…お前じゃないよな…」と聞かれるも
無言のまま今度は武山さんを見つめる。
誰も手が挙がらないことから
「これはどなたの回答でしょうか？？」ともう一度聞いてみる。
回答者 「…又吉さん…」と立ちあがる太田さん。
序々に又吉さんに近づいていき、又吉さんも怯えて後ずさりする。
「ダメだよ。又吉さん逃げて！」と太田さんみんなに押さえられるも
「止めるなー！」と騒ぎだす。
すると又吉さんも理由があるとのことだったので太田さんもなだめられみんな席につく。
又吉評
大人が言う事じゃないとダメなんです。
「かたじけない」は時代が変わってもうてる。と聞き太田さんうつむいてしまう。
例えば「武士に憧れてるのかな？」っていうお題だったら分かるんですけど。
国語の問題として…
太田さん我慢できず
「カメラ止めてください！
オレは又吉さんを殴る。お前らはカメラからテープを抜きとれ！」
と威勢よく言ったものの
「オレもう耐えらんねぇよぅ…どの面さげて舞台でイケイケキャラでやってくんだよぅ…」
と自信喪失の太田さん。横の斉藤さんと後ろの向井さんになだめられる。
その様子を見て又吉さんも
「太田ちょっと聞いてくれ。
ほんとにみんなが何個か書いてる中で、ほんまにこれもみんなおもしろくて、
これほんまに読者かってびっくりしながら笑いながらずっと読んで
これワーストないでと思いながら読んでたら、一個あった！あった！って」
それを聞き再び立ち太田さんあがり
「オレの回答、手頃な回答にするなー！」とジタバタする。
又吉さんそれはダメ。挑発してると口々にフォローするメンバー。
菅さんに「謝ってくださいよ。」と言われ「かたじけない。」と謝る又吉さん。
それを聞いた太田さんは「こっちこい又吉ー！」と机に立ちあがってはむかう。
「ごめん太田ー！」と言い合い、落ちつことみんなになだめられる。
ここで松橋さんに、めっちゃ大喜利の本とか買って勉強していて、
ジュニアさんの大喜利の本とかいっぱい読んでいることを暴露され
太田さんは「やめろ！マジでやめてくれ！」と土下座してしまう。
他にも「最近70点のやつ（ボケ）はすげぇスピードで出せるようになってきた。」
とも言っているらしく…
「分かりました。ほんともう…
誰にも二度と生意気な口利きません。許してください。」
と再び太田さん土下座。
この様子を見ている又吉さん爆笑。
見たこともない姿の太田さんは
「そもそも入口が間違ってた。何にもないから威勢張ってたんです、きっと。」
と今の太田さんの出来上がった過程を振り返る。
又吉さんも太田さんが書いたって知らなかったからとフォローしていると
またしても「謝ってくださいよ」と今度は武山さんに言われ
「かたじけない…」
それを聞きみたび又吉さんに向かっていく太田さん。机も持ち上げている。
その姿をみんな笑顔で止めていると
「以上でこの大喜利企画終了ということになりました。」
と企画の終了を告げる大西アナ。
天を仰いで顔を覆っている太田さん。
又吉さんも「これが終わりましたってなっても
元のみんなとの関係には戻れないような気がする。」と不安げ。
でも、333メンバー口をそろえて
「そんなことないですよ。大丈夫っす。」と言う中
太田さんだけは「ムリっすよ…」
大西アナに「またいつか是非！」と言われると
「別の企画で！」と希望する又吉兄さんでした。
とうとう楽しい企画も終わっていまいました。
大西アナが又吉さんの解説を聞いて爆笑している姿が何だか嬉しかったです。
この企画を通して印象に残ったのは誰かと言われれば
わたしは太田さんでした。
太田さんは選ばれなかったことでかなり不安を感じていたようですが
大喜利の答え以外のところで活躍していたのは
ジャンポケだったように思います。わたしの贔屓かもしれませんが。
そして、向井さんがみんなの真ん中の席に座っていたことが
凄く良かったなぁと。
そうは言っても、ジューシーズの安定した回答や
パワーバランスが崩れて新しい姿を見たパンサーであったり
今までとは違う一面が見れた3週間で、
改めてこの3組はバランスがいいなぁと偉そうに思いました。
何よりなんだかんだでみんな楽しそうだったし。
そして、又吉さんの解説でより面白く感じた大喜利だったので
やっぱり又吉さん凄い…と思うのでありました。
楽しい企画だったなぁ…
ありがとうございました。
またぜひ。又吉兄さんを期待。
