デジャブーブーランデヴー。

ある日、無印の店内をぷらぷらしていました。
すると、誰かがわたしに向かって話しかけています。
聞いてみると「〜、あれ…??お客さんですよね!?…すいません…」
と恥ずかしそうに女性が去っていきました。


わたしの耳からはイヤホンの黒い線、肩には鞄。
そうです。わたしは普通のお客さんです。


その昔、ツタヤの制服が薄青いシャツだったころ。
「○○どこにありますか?あれ…すいません。」
同じように間違われました。
その時は、確かにほぼ同じ色のシャツでしたが、
乙女心で言わせてもらうと袖がパフスリーブという
可愛らしさも持ち合わせたシャツでした。
今になって思えば、高い位置のビデオを取ろうと踏み台に乗っていた
わたしの馴染んでる感・こなれた感が凄かったのでしょう。


以前マリックさんが、町中で道を聞かれる人は隙があるので
マジシャンに向いていないと言っていました。
町中どころか色んな店内でも何かしらを聞かれるわたしは
残念ながらマジシャンにはなれないようです。
仕事の選択肢がひとつ減ってしまいました。
だが、しかし…何かしらの店員さんにはなれそうな気がしました。