長いね…

だいぶ粗めだと思います。
残念ですね、自分の頭の容量の少なさ。


でも、太宰もう一回読む!と思わされる夜でした。



オープニング
又吉選 太宰名言集
太宰にまぎれて
「風呂上がりのピノめっちゃうまい(又吉直樹)」


オープニングアクト
ベジータによる『走れメロスベジータ版)』朗読


第一部「太宰を語る」
又吉、せきしろ西加奈子、ハリセンボン箕輪、しずる村上

「又吉君と出会って、安心した。同じことを考えている人がいる。」
というのはせきしろ談。
又吉さんとせきしろさんでご飯に行くと、
又「おなかどんな感じですか」
せ「又吉君と一緒です」
いつもあるというこのやり取り、2人の雰囲気がとても出ていて妙に好きでした。

太宰は、
自意識や気にしすぎる人、優しい人が共感することで、
好きになるのではないか。
それぞれに共感するところは違うかもしれないけど、
読んでいると同じことを思っている人がいると思う。


そして暗いとか思われがちだが、
もし芸人という職業があったなら芸人になっていそうなくらい、
道化となって、体全体を使って、みんなを笑わしてくれる人。
だから、そういう部分も読んでいるとたくさんある。


お薦め本
又吉さん『善蔵を思う』
西さん『女人訓戒』
せきしろさん『母』



プレ二部?
又吉さんと山ちゃんでトーク
山ちゃんの登場が嬉しかったためか、
何を話していたか記憶がとんでいるみたいです。


第二部「太宰部 結成」
又吉、ジューシーズ児玉、パンサー向井、村上、
グランジ五明、ライス、井下好井 好井、R藤本

又吉さんが太宰好きになりそうなメンバーを招集。
前半は、又吉さんの気にしすぎ列伝。
しかし、みんな又吉さんとのエピソードを話す中、
無言の田所さんとベジータ
連絡先は知っているが、誘われない田所さんと
連絡先すら知らないベジータ
今度、田所さんと回転寿司に行くそうです。
流れるプールで流れてくる又吉さんを田所さんが待つこともありそうです。


みんなが思っている以上にライブをやりたい又吉さん。
だから「一緒にライブやりたいな」とみんなに言っているという話に。
是非たくさんやって下さい。


後半は、又吉さんが2日かけて選んだ
それぞれのメンバーに読んでほしい太宰作品を紹介。
まるで、年末に牧師さんからお言葉を貰うような雰囲気に。
この光景を楽屋で見ていた西さんは、
「太宰!まさしく太宰!」と言っていたそう。


第三部「太宰大喜利
又吉、せきしろ、箕輪、村上、ライス田所、五明
司会 山ちゃん、フォロー西さん

「太宰が2番目に嫌いな行動は?」
「太宰が書かなさそうなタイトル」
「渋谷にタイムスリップした太宰の一言」
「この人 太宰好きだと思う」
少し曖昧ですが、こんなお題で大喜利
村上さんの太宰力の高さに、称賛の声。


最後は、太宰グッズプレゼントじゃんけん大会。
人間失格』直筆版文庫本と
太宰鉛筆(作品の一節が彫られている鉛筆)。

太宰ナイトということで、負け勝ち。
じゃんけんボーイ ベジータ
続いて、じゃんけんガール箕輪さん。
負け残った方にプレゼント。


オープニングも一人で緊張されてましたが、
締め方も分からない又吉さん。
最後は、
舞台上「だざい!」
客席 「おさむ!」
舞台上「ナイトー!」で終了。


帰り際は、西さんの『炎上する君』の書評を又吉さんが書いたものの
コピーをスタッフの方が配ってくれました。


しかし、西さんと箕輪さんがかわいい。
すごくかわいい…


やぁやはり、もう一度 太宰読みます。
ほんとあっという間の5時間?でした。
又吉さんが好きなだけあって、
凄くたくさんお話してくれるし、
色々な一面を見ることができたような気がしました。
太宰に対する想いや知識の深さといったら、凄いものなんです。
贅沢な夜です。贅沢すぎる夜。感謝。


ラストにくるりの『東京』が流れて、
自分自身が凄く好きな曲なので単純に嬉しく。


きっと自分の主観で観ているので、
もっと他にあげるべき部分もあるはずだし、
間違っているところもありそうなのですが、
こんなんになってしまいます…
長いところ失礼しました。