想い。

下の記事にコメントを頂いたのですが、
わたしの感想よりも素晴らしいもので、
コメント欄に留めておくのは勿体ない気がしたので、
ご了承頂き、こちらに載せます。
みんなそれぞれの読み方があって、
それが本の面白さでもあるし、
誰の感想も否定できるものではないけれど、
こんな風に読めるのは素敵だなと思いました。

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最初の4行の小説家然とした文章におののきつつ
読み進めるうち、ほっとしたのでした。
私は「火花」が又吉直樹の一生芸人でいます!の
決意表明の様に思えたからです。


「火花」を「人間〜火花〜」と置き換えても違和感無く
人間:芸人の青々しい時代を抜き取った作品に感じます。
そして、青々しい時代を未だ生きている芸人の人生に
又吉直樹の生き方を勝手に重ね合わせてしまったのでした。

これから何度も読んで、その度に感じる事は変わるかもしれないけど今はこう思います。

「シャレにもならない出来事の多さ
でも生きていかなくちゃなぁ」

これは私の大好きな歌の一部ですが「火花」を読んでいて
ずっと頭の中で流れていた曲でした。

エンディングで「クスッ」笑って私は光を感じたのです。

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03の悪ふざけ公演の値段に慄きながらもワクワクで
03ばかりにうつつを抜かしているようにも思われそうですが、
最近またピースでの出演も増えてきて、嬉しいばかり。
刈り上げくんこと綾部さんのおニューの髪型、素敵です。


明日がお休みというのは、すこぶる嬉しい。
いい休日を。

浮き上がる。

わたしの好きな脚本家の方が同じことを言っていたので、メモ。
木皿さんのインタビューを読んでいたら、
「主人公が5cmだけ浮き上がるような。」
というようなことをおっしゃっていて、
そういえば…三谷さんも
「現実から3cm浮いたアンリアルが好き。」
と話していたことを思い出しました。
こうやって繋がっていくのは面白い。


というのがずっと下書きに保存されていたので、
やっと表に出してみました。
やっぱり書かないと、鈍るものですね。
残念だ。

誇り。

小林さんの「挫折」に対する答えと
「あともうひとつ。」と最後に書かれた想いが、素晴らしくて嬉しいなと。
http://kentarokobayashi.net/message.html


わたしが好きな人たちは「芸人」ということに
もしくは「コント師」「漫才師」ということに
誇りを持っている人だと思うことが最近多くて、
そんな人たちがつくっているものに触れられることはしあわせなことだなと思います。


西さん、直木賞おめでとうございます。
「どうかみなさん本屋さんに行って、本を買ってください。」
その言葉を真摯な瞳で言っていた西さんの凄さを目の当たりにしました。
相変わらず笑った顔が可愛らしくて、大好きです。


そして、西さんと又吉さんのトークショーの記事、
http://d.hatena.ne.jp/hoo_boo/20141110/1415630146
色んな方に読んで頂きありがとうございます。
紹介してくださったみよしさんの素敵なブログはこちらですよ。
http://blog.livedoor.jp/scd_nom/
感謝。


又吉さんの小説も素晴らしくて、
感想らしきものが書ける日がくるのかと不安になっています。
読んでたら、なんかもう…
わたしはこの人のお客さんでいれて良かったなと
思うところがあって、満たされました。
そして、この人は「芸人」なんだなと。


最近は
ハンバートハンバート『林檎』
星野源『生まれ変わり』
androp『Light along』
がブームです。
という謎の報告で終わりたいと思います。
寒いですが、どうか温かく笑顔の日々をお過ごしください。
よしっ劇場と本屋さんへいこう。

2015。

あけましておめでとうございます。
今年は、友人と詣でた神社の近くに、東京03が営業に来ていて、
むりやり友だちをつきあわせるというワガママな始まりでした。
03のショートコント見れたり、アルファルファのネタを見れたり、角ちゃんの歌を聴けたり…
と楽しい初ライブでした。
友だち連れまわしてなんですが…
新年から、こんな偶然ついてる!いい一年になる!と思うことにしました。
優しい友だちに恵まれて、しあわせです。
ありがとう。


年を重ねるにつれ、
一年に一回でもいいから、
この人たちだけは、ちゃんと生で劇場で見たい
という人たちが自分の中で確立されてきて、
劇場で、ライブで、観たい。という想いが強くなり、
その一回に向けて頑張ろうと思えたりしてきました。
舞台に立ってくれる有難さ。


ブログもそっちのけにしないで、書きます。


笑顔の溢れる一年でありますように。
よろしければ、本年もよろしくお願いいたします。

劇場へ行った。

真面目な話、今日、この空間で多分、ちゃんと出来たのが僕らで、
この予選に出ていない方も、僕らの先輩たちも、
本当に面白い漫才師さんは、劇場にいますので。
ぜひ、皆さん、劇場に足を運んでください。*1

本当に劇場には面白い人がたくさんいます。
映画と同じような値段で、生身の人間が、舞台に立っています。
それだけで、凄くないですか。
解散という文字を何度も見るたびに、
お客さんとして、何もできないのだなという不甲斐なさを感じたりもしました。
でも、そのたびに、劇場へ行くなり、DVDを買うなり、
何かしらの行動を起こさなければいけないのだな…
と身にしみて感じるだけでした。
それでも、どうにもならないこともありますが。
こればかりは気持ちだけではどうにもならないのかなと。
拍手って、すごい熱で舞台に届くんじゃないかってこの間、思いました。
偉そうですが…
気負わず、ぜひ、劇場へ足を運んで欲しいのです。



更新もせず、垂れ流してばかりのこのブログを今年も読んで下さったみなさま。
心より感謝しております。
来年は、もう少し励みます。


感謝をこめて、よいお年を。

*1:THE MANZAI 2014』優勝後の大吉先生の言葉。