PBIに愛を込めて

SMAP

S(sports)M(music)A(assemble)P(people)の略

PBIは

P(perfect)B(business)I(idol)の略

もしくは香取慎吾のことを指す

 

昨年の4/29さいたまスーパーアリーナで行われる予定だったソロコンサート

コロナの影響で中止となり、今年改めて公演となった明治座に行ってきました

ネタバレになる部分もあるかと思いますので、お気をつけください。

 

物心つくころから好きなのに、コンサートでの姿を見るのは初めて

やっぱりかっこよかった

SMAPのコンサートを演出していたとは聞いていましたが

一緒に写真を撮れるパネル、

みんなが声出さなくていいようなMC、

衣装チェンジ中のファッションショー、

何より素晴らしい歌声と少しドスドスもしてそうだけどかっこいいダンス

人を楽しませることのプロだなと思いました

 

しかもお友達のお陰で前から6列目というけど1列目がなかったので実質5列目

オープニングの登場から涙と眩しい衣装でよく見えません

こんなに肉眼ではっきり見えるはずなのに涙が止まらなくてよく見えないんです

おじゃマップのロケに遭遇して、

香取慎吾がいると分かってから姿を見るまでの行動を見た友人に

気持ち悪いと言われたわたしです

誕生日が一緒のことがずっと希望だったわたしです

 

やっと会えたね

一緒にがんばりましょう

って言われてまた涙

MCは話しているのではなく、

かわりにiPhoneで打った文字が画面に表示されるかたちでした

舞台は画面のみのシンプルなもの

アルバムの曲からCM、主演ミュージカル、

YouTubeでのカバー曲、アマプラの主演ドラマの曲まで、

今の香取慎吾を詰め込んだ公演でした

 

こんな人たちが6人もいたグループってなんなんだろう

アルバムについてた『Trap』のビデオを見て、

またこんなにかっこいい姿が見れるんだと涙したころが懐かしい

今バリバリに踊って歌を響かせる姿を見ることができて、

ほんとにかっこよかったです

この場がまた戻ってきてくれてよかった

その場に立ち会えてよかった

お友だちほんとうにありがとう

いいともの最終回で

「これからも辛かったり苦しかったりしても笑ってもいいかな」

と聞いたPBI

色んなことがあったと思いますが、

また楽しそうに笑っている姿を目にすることができて

幸せでした

これで暫く生きていけます

緊急事態宣言でもう少しで千秋楽というところの数公演が中止となりました

29日には生配信もあるようなので、よろしければ

https://20200101meijiza.com/topics.html#topics_11

アイシテマース!

 

 #さく咲くわいわい

 

 

 

 

ドラマを真面目に見る

最近テレビを見ること自体が減ってしまったのですが

今期は真面目にドラマを2本観ています。

『知ってるワイフ』と『俺の家の話』

『知ってるワイフ』はたまたま家の近所でロケをしていて

何のロケだろう?役者さんの顔が見えない…

近くの機材には『知ってるワイフ』の文字。

ロケを見たのが昨年の話なので、調べたら韓国ドラマしか出てこず。

誰だったんだろうね、知らない人かな。

結果、大倉くんと広瀬アリスさんでした。

そうかそうか、やってしまった。

そう言いながら観てみようとなった結果、家族で毎週夢中になって観ています。

大倉くんと広瀬アリスさんの演技が絶妙すぎて、もう。

これでもかというほど、もうやめてあげて

というほど色んなことが起きて苦しい回もあったのですが見だすと止まらないんです。

このドラマは夫婦で見ると面白いですね。

来週、最終回ということでどこに向かうのかとても楽しみです。

 

『俺の家の話』

宮藤さんと長瀬くんといったら見ないわけにいかない。

しかも認知症の介護の話。わたしの家族の話でもあります。

ここまで見てきて、

長瀬(いつもなぜかこう呼んでいるので呼び捨てすみません)

を盛大に送り出すためのドラマかなというくらいのゲスト陣。

長瀬に西田さんにもうほんと皆さんが素晴らしすぎて

ここ最近の放送では涙してばかりです。

それにしてもこのドラマの戸田恵梨香がとてつもなく可愛いのです。

家族ってこうだよなという何とも言えない感じが

毎週見ていて痛かったり優しかったで胸にくるものがあります。

どちらも家族の話でしたね。

ハナレグミの『家族の風景』聴きたくなってきました。

 

 

狂った姉妹

今年、唯一劇場へ行けた作品でした。

『フリムンシスターズ』

本当は春先に上演される予定だった『もうがまんできない』を観る予定でした。

最前列で。

見にくいとは思いますが、やはり最前列にも良さがあります。

コロナが世界を変え始めて、上演するかしないかギリギリまで分からず

感染対策を万全にしたうえで上演するという決意表明のような文章を読んだときは泣けました。

賛否両論はあるとは思いますが、

わたしはこの時その決意に勝手にいろんなものを感じ泣けてきたのだと思います。

結果、全公演中止になりWOWOWでオリジナル番組として放送されました。

 

それからおおよそ半年。

なんとか客席に座ることができました。

なんでしょう…ラストシーンで泣けてきました。

全てを昇華するあの華やかさにエンターテインメントの凄さを見た気がしました。

なんか「生きよう」と言われているような気がしました。

 

長澤まさみちゃんは舞台映えする美しさで歌声も素敵で

秋山さんは相変わらしなやかで面白くて

でもやっぱりわたし的には阿部サダヲショーだったなと。

ほんと阿部さん凄いよ。

 

カーテンコールも1回でとのことで拍手でその思いを伝えることしかできませんでしたが

本当に上演してくれてありがとうございます。

 

今夜の「おやすみ日本」は宮藤さんに又吉さんに破壊(阿部)さんにカヲル(皆川)さん。

えっわたしのための番組ですか。

録画したいと思います。

 

 

 

釜めしの蓋は閉めましょう

『又吉に聞く(存分)』

2020年7月12日(日)19時半~配信

バッファロー吾郎 A先生

しずる 村上さん

ゲスト:ピース 又吉さん

 

お友だちに教えてもらって、チケットを購入して見ることができました。

詳細な内容は書くことはできませんが、

感想を書きたくなるようなそんな気持ちを掻き立てられる配信でした。

何がって言うと、

だから、又吉さんが好きだったんだ

と今更ながら最初のころを思い出して、わーってわーってなったんです。

言葉が拙くてすみません。

 

配信を見ていて終始感じたのは、

表情がとても穏やかで優しい顔をしているなと。

ホストがこのお二人というのもあると思うのですが、

久しぶりに見た又吉さんはとても素敵に見えました。

 

この配信の中でとても印象深かったのが「釜めしの蓋の話」

A先生がハッシュタグに選ぶくらいなので、見ていた人のほとんどが

このエピソードが印象に残ったのではないでしょうか。

以前、お店の人に怒られたから注ぐたびに釜めしの蓋をしめるせきしろさん。

「又吉閉めないなって思ってたぞ。まだ若いからな、又吉は。」

蓋を閉めるという無意識にやっていそうなことですら

自意識の塊でもあるせきしろさんは自意識でやっている。

又吉さんが自意識10で表すと、又吉さんが4で、せきしろさんは10だと言います。

 

わたしが初めて読んだ又吉さんの文章は、このお二人の著書であるこちら。

 この本を読んで、自分とおんなじことを感じている人がいると思ったんです。

人に言ったら「気にしすぎ」と言われてしまいそうなことを言葉にしてくれて、

否定しない人がいることがとても心強かった。

そして、救われました。

それ以来、何度救われたことか分かりません。

 

わたしが初めて又吉さんを生で見たのはこの作品の発売記念イベントで

お友だちに連れられて向かった青山ブックセンターでした。

www.aoyamabc.jp

 その後、改めてこの本を手に取った空間もなぜか未だに鮮明に覚えています。

あの本屋のあの棚。

そこから、誘われたから行くのではなく、

行きたいという自分の意思を持ったのです。

それが2009年の夏でした。

 

だから、又吉さんがターニングポイントで2009年と言っていたのを聞いて

なんでしょう…ぶわーって感情がそこにタイムスリップしたようでした。

 

そして、又吉さんを話す上でもう一人欠かせない人物が相方の綾部さん。

綾部さんがキングオブコントトム・クルーズを演じるネタを

やりたがっていたと聞き、

それを夢見てNYに旅立ったのかしらと思ったりしました。

キングオブコント決勝で披露した「男爵とバケモノ」のネタは

二人の素の関係性も出ているという理由で選ばれたといいます。

「やさし~い」

そうバケモノが言うこのコントは、面白いのはもちろんのこと

本当に優しい世界でした。

このころは客席に芸人さんが座っていたのですが

テレビで見ていてドッと起こったその笑い声がすごく嬉しかったのを覚えています。

恋しくなって今見ても、やっぱり面白かった。

 

又吉さんは、好きなコントを聞かれ、

カリカのお二人のコントを選んでいましたが、

カリカや犬の心もみんな解散してしまっている現状。

ピースのコントが見たいです。

 

何だか綾部さんのスター気質を思い出し、とても懐かしく恋しくなりました。

いつ帰ってくるの綾部さん。

かなりの頑固者だという綾部さんのことなので、

きっとレッドカーペットを歩くまでは帰ってこないのかもしれませんが

インスタを見ると相変わらずNYにかぶれてオシャレに過ごしている姿に

綾部さんらしい気がして微笑ましいです。

 

綾部さんは又吉さんのネタを作る才能は認めていたようですが

その中からどのネタをやるか選ぶのは綾部さんだったようで

又吉さんが大好きな妖怪ネタは単独ライブでは2本までと決められていたそうです。

「そのフラストレーションを文章を書くお仕事で埋めていた。

 ピースとしてぶつからずにすんだ。」

と話していました。

それが『絶景雑技団』であったり『東京百景』であったりするのであれば、

ピースですべて又吉さんの希望がかなえられていたならば、

その風景は見えなかったのかもしれないなとも思うと、

不思議な気持ちになりました。

 

それにしても、A先生が

すっごく楽しそうに興味を持って話を聞いている姿がとても素敵でした。

村上さんは又吉さんにとても近い人なので

褒められて嬉しそうな姿を見ていて、見ているわたしも嬉しくなりました。

 

又吉さんのYouTubeチャンネル「渦」や公式LINEも開設され

身近にいろんな創作を見ることができて

コロナで制限された生活ではありますが、いい部分もあったのかなと思います。

でも、やっぱり生で見ることには敵わないんです。

エンターテインメントは不急かもしれないけれど、決して不要なものではない。

そう思います。

 

教えてくれたお友だちありがとう。

またいつかみんなで又吉さんを見て、おしゃべりできる

そんな日々が戻ってくることを願います。 

 

 

日常

『劇場へいこう』というタイトルももはや言えないほど

劇場から遠ざかってしまいました。

コロナ以前でも遠ざかってしまっていました。

今は配信でライブや演劇も観ることができることの素晴らしさに感謝しています。

生でその場にいることには敵わないけれど「観れる」ことの喜びが大きいです。

 

久しぶりにブログなんぞ書いてみようと思ったのは

本当は『又吉に聞く(存分)』の感想を書きたかったのですが

まだまとまらないので、最近やっと読んだ本のお話を。

 

西さんの『おまじない』を読みました。

西さんは信じられると偉そうにも思ったきっかけになったことに近いことが

書かれていたので、少しだけ。

悪態をつくのは限られた人にだけ、本当に信じられる人にだけです。

とにかく本人の目に触れる、

耳に入る可能性があることだけは絶対にするべきではない。

 *1

ここにも同じようなことが書いてありました。

【西加奈子×光浦靖子】大人の悪口スキルを高める(後編) | インタビューほか - 文藝春秋BOOKS

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)

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 にも書いてありましたが

起こったことをそのまま言うのは「悪口」じゃなくて「事実」

こんなことを書いていると病んでいるようですが元気に過ごしています。

在宅も多いので音楽も聴くようになり

「ずっと真夜中でいいのに」が好きになりました。

 

たまに誰かがこのブログを開いてくれていることが有難いです。

消さなくてよかったかな。

早く安心して劇場へいきたい。

 

 

 

*1:西加奈子『おなじまい』「孫係」

許されるように、生きろ

ログインの仕方まで忘れてしまうほどの放置ぶりで誰も読んでないと思いますが
どうしても残しておきたかったので久しぶりに書きます。



まだ終わってない
あなたが死んで何になるの
あなたを苦しめた人の名前を遺書に残してそれが何
彼らはきっと転校して名前を変えて新しい人生を生きていくの
あなたの人生を奪ったことなんてすっかり忘れて生きていくの
あなたが命を差し出してもあなたの痛みは決して彼らに届かない
それでも死ぬの?
あなたの人生はあなたのものだよ*1


自ら命を絶つべきではないと分かっているつもりですが
「なんで」と聞かれるとはっきりとした言葉にできませんでした。
でも、今回この台詞を聞いて、
あまりにも腑におちて
あまりの言葉の力に
涙が止まりませんでした。
ここまではっきりと説得力のある台詞を久しぶりに聞いて
自分が求めてた答えはこれだったと
心が大きく動きました。
本当に自分の人生を自分を大切にしないとです。


この作品自体「生と死」が描かれていて
その中でもミコトが食事をするシーンが生きていくことの象徴でもあるように
よく描かれていたように思います。
申し訳なく生きるのではなく、許されるように生きろと伝える中堂の想い。


そして主題歌ってこういう使い方!!!
というくらいに毎回流れるタイミングの絶妙さ。
これこそ主題歌!と思わされました。


素晴らしいドラマでした。



西さんの新刊が読みたい。
あいみょんの『愛を伝えたいだとか』がかっこよすぎて痺れてます。
お元気ですか。
わたしは生きてます。

*1:『アンナチュラル』第7話「殺人遊戯」